受験は要領 読了

 

2022年29冊目

難関大学も恐くない 受験は要領 たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ

和田秀樹

 

タイトルの通り”受験は要領”であるという主張の一冊。
私は受験や資格試験に苦手意識があり、人よりも要領が悪いような気がしているので読んでみました。

 

本書ではおすすめの勉強の方法として、”問題と回答を丸暗記する”を推奨している。

二時間かかって難問を解いても、誰がほめてくれるわけでもないし、類似問題が入試本番の制限時間内で解けるとはかぎらない。同じ二時間を使うなら問題と解答を二〇問丸暗記するーこれが、本番で確実に役にたつ「点のとれる実力」での最短コースなのだ。


私のこれまでの勉強法は、
一通りテキストなどを読んで知識を得てから、過去問などにトライして答え合わせをして(あまりできなかったなーとここで一回落ち込んで)、
間違えた問題を見直しをする。というのを繰り返していました。

でも本書を読んで、知識を得たあとに、過去問と回答を丸暗記するという段階を入れてみようと思いました。

 

他にも、各科目の具体的な勉強方法や、試験一ヶ月前〜当日の過ごし方などがかなり具体的に書かれています。

中にはおまじない的なものもあり読んでいて面白かったです。
全体としては、内容はよいけれど少し冗長さと古さを感じるのが気になりました。