2018年よかった曲・後編
2018年よかった曲・後編です。
前編はこちらです。
14. UMBRELLA/THREE1989
『JET BLUE』に収録されています。疾走感溢れる爽やかで気持ちのいい一曲です。ライブ動画を拝見したのですが、演奏もとても素晴らしかったです。
15. Bleu Noir/早見沙織
『JUNCTION』の9曲目に収録されています。作詞曲が早見沙織さんご自身で行っているそうです。本業は声優さんですが、『JUNCTION』は早見沙織さんの多彩さを感じる一作でした。
「Bleu Noir」はシティポップというのでしょうか、透き通るようなピアノと電子音がおしゃれな一曲で、そこに早見さんの憂いのある感じの歌唱がマッチしています。
早見沙織さんはこれまでジャズも素敵に歌いたげていたこともあり、Paris matchやBLU-SWINGっぽい感じでいってくれたら嬉しいななんて思いました。
16. 夕立/ものんくる
『RELOADING CITY』に収録されています。ドラマのワンシーンが目に浮かぶような、一瞬を切り取ったようなドラマチックな一曲です。やや重めのストリングスと軽快なリズム、そして俯瞰したような歌詞、声の加工、全てがバランスよくマッチした心地良い一曲です。
17. Summer Gate/佐藤千亜妃
浮遊感のある心地の良い音が、夏の温い夜にとてもよく合います。夏の夜や空、水の中のような不思議な感じがして好きです。この曲の世界観のような生き方がしたいです。
きのこ帝国の佐藤千亜妃さんのソロアルバム『SickSickSickSick』に収録されています。
- アーティスト: 佐藤千亜妃,Chiaki Sato,Yoshinori Sunahara
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: CD
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「Summer Gate」を聴いていた時期に、ロバート・A・ハインライン『夏への扉』を聴いていたので、私の中でこの二作でのペアリングが完成しています。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 文庫
- 購入: 44人 クリック: 160回
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18. 常夏ヴァカンス/フレンズ
『コン・パーチ!』に収録されています。懐かしさを感じるような、少し艶っぽくて情熱的な一曲です。ちょっと外したキメきれていない感じが神泉系の真髄かもしれない。
19. LOOP/SIRUP
おしゃれで心地よい一曲です。雰囲気バツグンなので夜のドライブとかで流したらいい感じになれちゃいそうです。
20. 22/ LUCKY TAPES
LUCKY TAPESらしいブラスサウンドと、高橋海さんの柔らかい声がおしゃれで心地よい一曲です。新しい世界の扉を開くようなワクワク感があります。
21. 獣ゆく細道/椎名林檎と宮本浩次
ビッグバンドのゴージャスさと大正ロマンが融合したような瀟洒な一曲です。椎名林檎さんと宮本浩次さんの温度が全然違うのに世界観がきちんと一致していておもしろいです。音楽番組等での素晴らしいパフォーマンスを拝見して、リアルタイムで出会えてよかったと思う一曲です。
実際の売り上げや、メディアでの扱われ方等はわかりませんが、個人的に2018年一番のヒット曲は『獣ゆく細道』だと思っています。
- アーティスト: 椎名林檎& 宮本浩次
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC LLC
- 発売日: 2018/10/02
- メディア: MP3 ダウンロード
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22. アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先) /小沢健二
シンプルで柔らかい曲調がスッと心に入ってくるような一曲です。曲に登場する原宿や日比谷公園、下北沢の休日とは違う、平日の少しまったりした風景が眼に浮かびます。
二階堂ふみさんと吉沢亮さんの声も、落ち着いていて曲の世界観を邪魔しないため一つの作品として完成していて素晴らしい一曲です。
23. デート/斉藤 壮馬
声優として活躍されている斉藤 壮馬さんのソロ曲です。渋谷系やシティポップのような軽い曲調が好きです。爽やかな曲調とは裏腹に、
まだ名前も知らないけれど ねえ
そんなもん ビールかハイボール飲んでりゃ
大抵 どうでもいいでしょ?
と、歌詞はなかなかイケイケな感じです!
素朴な疑問なのですが、“終電間際の高田馬場で”で始まった歌詞から“海まで歩いて行こうよ”という流れになるのですが、どこの海なのでしょうか。
高田馬場から最も近い海は品川や台場のあたりかなと思うのですが、歩くと結構距離があります。個人的には、終電間際に高田馬場から海まで歩くことになったらちょっと嫌だなあなんて思ってしまいました。好きな人と一緒だったら楽しいのかな。
斉藤壮馬さんご本人が大活躍しているMVもユニークでおもしろいです。
24. ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-/Division All Stars
2018年とても流行ったヒプマイこと、ヒプノシスマイク 。情報解禁直後は、声優さんもラップをする時代になったんだなあとしみじみ思ってしまいました。プロのミュージシャンの方々が提供しているので楽曲のとても完成度が高く、音楽作品としても十分楽しめるコンテンツです。
ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-
- アーティスト: Division All Stars
- 出版社/メーカー: King Record Co.,Ltd.
- 発売日: 2018/05/04
- メディア: MP3 ダウンロード
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25. システムがわからないジジィとババァ/ティンカーベル初野
YoutubeやSoundCloudでは以前から視聴可能だったのですが、満を辞してiTunesで配信が始まりました。
かっこいい音とメロディに乗せて歌われる痛烈な歌詞は、イライラしたときに聴くとスカッとして一瞬で“許しましょう”になってしまうので、ストレス社会で戦う方々にはぜひとも聴いていただきたい一曲です。
2018年は念願のティンカーベル初野さんのライブに参戦させていただきました。チェキも撮っていただきとっても楽しかったです。
26. 名探偵コナンメイン・テーマ (ゼロの執行人フルヴァージョン) /大野克夫
劇場版 名探偵コナン 『ゼロの執行人』 オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: 大野克夫
- 出版社/メーカー: Being
- 発売日: 2018/04/11
- メディア: CD
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劇場版『名探偵コナン』シリーズの22作目『名探偵コナン ゼロの執行人 』のメイン・テーマソングです。
きっと誰もが一度は聴いたことがあるのではないかと思われる「名探偵コナンメイン・テーマ」は、映画ごとにアレンジが異なるためそれも映画の楽しみのひとつであります。
今作「ゼロの執行人フルヴァージョン」は「名探偵コナンメイン・テーマ」としては珍しく電子音が効いていた印象でした。本作のテーマであるサイバー犯罪によく合っているアレンジでした。また、ストリングス・電子音・ブラスサウンドでの場面展開が印象的なアレンジは、キーキャラクター安室透のトリプルフェイスをイメージしたものかと思います。
以上、2018年よかった曲・後半でした。
前編はこちらです。
2019年も素敵な音楽に出会えますように。2019年もよろしくお願いします。