2018年よかった曲・前編
2018年は素敵が作品がたくさんありました。iTunesで2018年にリリースされた作品の中で特によかったと思うものを記載します。
長くなってしまったので、前後編に分けます。まずは前編から。
後半はこちらです。
1. Opening Act (The Shooby Dooby Song)/バハマス
「Opening Act (The Shooby Dooby Song)」はアルバム『Earthtones』の2曲目に収録されています。
バハマス/Bahamasはカナダのミュージシャンですが、4曲目に「Show Me Naomi」 という曲が収録されています。Naomiというのは日本人女性でしょうか。情報の少ないミュージシャンなので真相は不明ですが、もしかしてバハマスの親しい方にNaomiという日本人女性がいるだろうかなんて考えてしまいます。
- アーティスト: Bahamas
- 出版社/メーカー: Republic
- 発売日: 2018/01/19
- メディア: CD
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2. make it alright /evening cinema
2018年2月14日、バレンタインデーにリリースされたevening cinema初のフルアルバム『CONFESSION』。リリース日がバレンタインデーというのが、なんともロマンティックの申し子evening cinemaらしいなと印象的でした。どの曲もevening cinemaらしい90年代っぽい華やかさと、少しキザな原田さんの世界観が絶妙にマッチした素晴らしい一枚です。
「make it alright」はこれまでのevening cinemaとは打って変わって夜っぽい雰囲気の挑戦的な曲ですが、根底にある原田さんの哲学にブレがないことがわかる一作です。
3. かなり恋っぽい (feat. アベカワ) /ロースケイ
作詞作曲がロースケイさん(@rosskeyy)で、アベカワさん(@avecawasan)と一緒に歌っています。アップテンポでとても元気になる曲でスッと入ってくるシンプルに素敵な曲です。
4. 春は瞬いているか (feat. 町田メロメ)/ロースケイ
以前からSoundCloudでは聴くことができたのですが、ついにiTunesでも聴くことができるようになりました。『かなり恋っぽい (feat. アベカワ) 』と同じくロースケイさん作詞曲で、イラストレーターで漫画家の町田メロメさん(@qumolilon)が歌っています。
印象的なギターソロから始まり、表面温度は低いけど内面に秘める情熱を感じるような一曲です。
歳を重ねるたびに 何かに取り残されている
永遠に追いつけない アキレスのパラドクス
という歌詞が好きです。
5. Lukewarm /さとうもか
6. 最低な日曜日 feat.鶴岡龍(LUVRAW)/さとうもか
「Lukewarm」、「最低な日曜日 feat.鶴岡龍(LUVRAW)」共にさとうもかさんのアルバム『Lukewarm』に収録されています。女の子の秘密の宝箱をひっくり返したような可愛くて少し不思議な世界観を表現するさとうもかさん。パステルカラーで溢れる万華鏡の世界に迷い込んだような可愛らしい世界が広がります。
良い意味で邪魔にならない音が心地よくて、文章を書くときはよく『Lukewarm』を聴いています。
7. 五星三心インスパイア feat.ゲッターズ飯田/ライトガールズ(やついいちろう×Sundayカミデ)
2018年一番インパクトのある作品であったと言っても過言ではないライトガールズ(やついいちろう×Sundayカミデ)の『円山町ロマンチック通り』。どれも個性的でおもしろい作品ばかりでしたが、個人的にはやはりゲッターズ飯田さんのありがたいセリフが入った「五星三心インスパイア feat.ゲッターズ飯田」がナンバーワンです。シンプルなメロディと歌詞、癖のあるセリフに妙な中毒性があります。
8. シントウメイ/フレデリック
キリンレモンのCMでおなじみのフレーズ“キリンレモン キリンレモン”が登場する。
9. 夏の天才/SPANK HAPPY
ジャズミュージシャン菊地成孔さんのポップスユニットSPANK HAPPYの『夏の天才』。ポップスだけど音使いが個性的で、音のない部分の使い方の巧みです。
声の加工とインストロメンタルが非常にマッチしていて、ボーカルの入った曲だけどインストのみの曲のように音としてスッと入ってくるさすがSPANK HAPPYと感じる作品です。『夏の天才』というタイトルもいいです。
- アーティスト: SPANK HAPPY
- 出版社/メーカー: Sony Music Artists Inc.
- 発売日: 2018/05/30
- メディア: MP3 ダウンロード
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10. 斜陽/SUKISHA
11. 釈迦の手のひら/SUKISHA
独特の世界観を持つSUKISHAさん。曲作りのペースが非常に早く、曲のクオリティが高いので本当に驚きます。2019年は週一で一曲作ることを目標とされているそうなので期待しています。でも無理はなさらないでくださいね。
『斜陽』は、恐らく太宰治の『斜陽』をテーマに書かれた曲。Twitterから垣間見えるSUKISHAさんから、わたしの中でSUKISHAさんは太宰治や、太宰治の作品に登場する男性と共通する部分があると思っています。そのため『斜陽』はSUKISHAさんのお芝居を見ているような一曲です。
SUKISHAさんは感情を理論に乗せるのが上手なので、歌詞の世界観も素晴らしいです。
12. 薄闇の花/cero
ceroの約3年ぶりのアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』の4曲目に収録されている「薄闇の花」。タイトルの通り、仄暗い世界観や言葉遊びがおもしろい一曲です。また、アムバム全体を通して音の使い方が独特で、民族音楽や宗教音楽のような印象を受けました。
13. Sun is coming up/Shiggy Jr.
『KICK UP!! 』にの2曲目に収録されています。ポップで明るいイメージの曲が多かったShiggy Jr.ですが、「Sun is coming up」は良い意味でShiggy Jr.らしくなく、新たな一面を見た感じがしました。
以上、2018年よかった曲・前半です。2018年よかった曲・後半に続きます。
後半はこちらです。