2019年よかった曲 後半
引き続き2019年よかった曲を紹介。
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16. スーパーヴィーニエンス/フィロソフィーのダンス
出だしから最高。歌詞をヤマモトショウさんが書いており、とても哲学的で考えさせられる内容になっている。
“直観に還元される恋の予感”すごい歌詞だ。
フィロソフィーのダンスは最近知ったのですが曲に信念を感じるいいアイドルだなと思う。いい曲が多いので追っていきたいグループだ。
17. Ruffle (feat. sacaikumi)/辻林美穂
今年、Ano(t)raksのコンピレーションアルバム『Light Wave '14』シリーズの存在を知りよく聴いている。本当にたくさん聴いている。
アルバム自体は2014年のものなのでかなり乗り遅れていて、こんなにいいアルバムがあったなんてリアルタイムで知りたかった。
辻林美穂さんは『Light Wave '14 (vol.2)』「Paranoia」が収録されており、辻林美穂さんのことはこちらで知った。辻林さんのことを知った直後のアルバムリリースだったのですごくタイミングが良くて嬉しかった。
綺麗なピアノが印象的な曲。辻林美穂さんは繊細で丁寧で綺麗だけどギミックのきいた音楽を作る方だと思う。本作「Ruffle」はおもしろい音使いなんだけど、メロディが聴きやすいからすっとはいってくるからすごい。
18. Moon River Lady/シンリズム
洗練された音使いが心地よい曲。ミュージカルのような景色が頭に浮かぶ。「赤いタワーまで」とセットで聴くのが良い。
19. 季節を狙え/conte
元Orangeadeはシンリズムさんをメンバーに加えてconteとして改名したバンド。本作「季節を狙え」は出だしのサックス が印象的でかっこいい。サックスがかっこいい曲は正義。
肌寒くなってくる時期のお散歩にぴったりな、程よく明るくておしゃれで心地よい曲。最近ヘビロテしてる。
20. 気のせい (201912)/入江陽
シンリズムさんが編曲で参加している。優しい曲調と柔らかい歌声が冬にぴったりな曲。MVで三崎が使われていて、そしてすごくいい場所に映っていて嬉しかった。
21. マクガフィン/岡村靖幸さらにライムスター
2回しか出てこないサビがすごくかっこいい。とにかくかっこいいから聴いてほしい。
22. ラスト・サマー/ぷにぷに電機 & Mikeneko Homeless
とてもおしゃれな曲。音が心地よい。
23. City/夏と彗星
24. juice/夏と彗星
2曲を照らし合わせて聴くと一つの恋が見えてくるのではないだろうか。
たぶん年上の女性と年下の男性の恋愛だと思う。
「City」の歌詞は一人称が“わたし”だったり、見守る側・受け止める側の視点で書かれている、そしてマルボロを吸っていることからこちらが年上の女性なのではないかと思う。
一方で「juice」は夢を追いかけているような点や、全体的に幼さが見える。また、タバコは吸えずジュースを飲んでいるような点から年下の男性かと思った。
タイトルの「j」が小文字 なのもそういった点からなのか?など、いろいろ考えるのが楽しい。
おしゃれなシティポップかつ、物語を見ているようなおもしろさがある曲だ。
25. ハローアゲイン (feat. 町田メロメ)/ロースケイ
不思議な浮遊感のある曲で、宇宙人との遭遇したような景色が浮かぶ。
「春は瞬いているか」もすごくよかった。ロースケイさんと町田メロメさんのコンビは最高。
26. I Like It【feat.中村佳穂】/Lainy J Groove
どこかソニークラークのcool struttin'を思わせるような、“かっこいいヤツらが歩いてきたぞ”みたいな曲。
がっつり聴き込むのも、何気なく流しておくのにも最適な音楽。
27. 真夜中サービスエリア/東京木曜楽団
何気ない一瞬を切り出したような曲で、そういった曲が好き。
有限の時間を消費していくんだけど、後から思い出すとそんな時間が楽しかったなーなんて思い出すような曲。
“東京木曜楽団”ってバンド名もユニークだけど、「ベランダでタバコすうのやめろや」や「夏休み明けの女の子」など曲名もユニーク。
肩の力が抜けたようなボーカルと音使いにほっとする。
28. 細やかに蓋をして/坂本真綾
昔から坂本真綾さんが大好きなのですが、ついにサブスク解禁!
最新アルバム『今日だけの音楽』を通しで聴いて一番印象に残ったのがこの「細やかに蓋をして」だった。
坂本真綾さんの繊細な歌声と曲調とピアノがすごく合っていてグッと引き込まれた。誰が作っているんだろうと見ると、川谷絵音さん!
先日Spotifyで聴いた「東京は雨」もすごくよかった。何かと話題の彼はとてもいい曲を書く人だ。
29. KISS/CRCK/LCKS
何気なく流しておきたいおしゃれミュージック、かと思いきやしっかり聴くとちょっと涙が出そうになるような曲。
感動系の曲って重くなりがちで、私はいつ聴けばいいの〜となってしまって苦手なんだけど、これは音がおしゃれで軽いからサクサク食べられる。
この絶妙なさじ加減が彼らの手腕なのかもしれない。一年の最後に聴くのに良い曲なのではないだろうか。
30. Intermission 1/shula
どの曲がいいとかではなく、通しで流したい飾っておきたい絵のような作品。
聴いていると気持ちが落ち着いてくる。最近の作業用BGMはこればかり。
以上、2019年よかった曲でした。
ここには載せきれなかった素敵な曲もたくさんあるくらい今年はたくさんのいい曲に出会えた一年だった。来年もいい曲に出会えますように。
今年も一年間ありがとうございました。よいお年を!