お金に愛される 真・投資術

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与沢翼 著 山田一喜 作画

 

与沢さんの著書は『ブチ抜く力』から毎作欠かさずチェックしています。
本作は投資、中でも日本の個別株にフォーカスをあてた本です。

 

投資というと難しそうに感じますが、本作は漫画の部分が多くとてもわかりやすく書かれています。投資の本を何冊か読んで感じたことのひとつに、そもそも投資の入り口が見つけにくいということです。

 

どういうことかというと、投資の本には”投資の方法”がもちろん書かれています。しかし、投資とは縁遠い生活を送っていた者にとっては投資をするにあたってのウォーミングアップが必要だと感じました。疎い者にとって投資開始のハードルはなかなかに高いのです。

 

本書には、まずどうして投資をした方がよいのか、どういう心持ちで投資に挑めばよいのかといった初歩的な部分から、証券口座の選び方や開き方まで書かれています。そして実際にお金を投じるまでの3週間のプランが書かれています。メンタリティに関する記述が多い部分は他の投資に関する本とは少し違う点であり、これこそが与沢さんらしさだと感じました。

 

最近私は投資に興味があり勉強中だったので本書の発売はとてもよいタイミングでした。実際に本書に書かれている三週間のプランを実行していこうと思っています。その途中経過をこのブログでお伝えできたらと考えています。興味がある方はぜひ一緒に頑張りましょう。

 

私が疎かにしていたブログを再開したのも、本書でブログの更新を勧めていたからです。最近はSNSをメインに更新していました。SNSは手軽で便利な点がよい反面、振り返り辛い点があります。やはり後から振り返る際に、ブログはカテゴリーごとに確認できる点が良いです。

 

SNSは思ったことをすぐにアウトプットできるスピード感がメリットです。また、いいねやコメントなどのレスポンスがすぐに返ってきたりするとモチベーションにもつながります。

 

一方ブログはSNSの投稿よりも丁寧に執筆する必要があるので思考の整理になります。また、コンテンツの作成に時間がかかる分自分の城を作り上げるような感覚があり楽しいです。
どちらにも良い点も悪い点があるのでうまく使い分けていこうと思います。

 

投資に関する本を何冊か読み、どれにも共通して書かれていることは小さく始めるということです。

初めから大きく賭けてしまうと大きく負けてしまい、それで投資が嫌になってしまっては元も子もありません。投資は長く続けるほど上達していくものなので、小さくても長く続けることが大切なんだそうです。

 

本作は投資、中でも日本の個別株にフォーカスをあてて書かれています。

私はこれまで、日本株、外国株、コモディティに投資経験がありますが、日本の個別株への投資は難しいと感じました。本書を参考にもう一度しっかりと勉強し日本の個別株に投資をしようと思います。

 

本書の根本にあるのはブチ抜く力、与沢さんの本を読むと自分も頑張るぞ!という気持ちになるのでおすすめです。
気持ちがたるんでしまった時は与沢さんの本やTweetを見て初心を振り返るようにしています。