2018年9月よかった曲
暑かった夏が終わり、秋の初めに聞きたい曲を集めた。
Apple Musicでリリース日が9月の曲が対象。
1、夕立/ものんくる
【Amazon.co.jp限定】RELOADING CITY(全曲セルフライナーノーツ+RELOADING CITYステッカー(たなかみさきイラスト)付)
- アーティスト: ものんくる
- 出版社/メーカー: ヴィレッジレコーズ
- 発売日: 2018/09/05
- メディア: CD
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ものんくるは、
ジャズを基軸にした独自のサウンドに詩情豊かな日本語詞をミックスし、
ジャンルの枠を超えた新しい音楽の地平を切り開く吉田沙良(ボーカル)と角田隆太(作詞/作編曲、ベース)からなる2人組ユニット
歩くくらいのテンポと、感情に入り込み過ぎない俯瞰したような歌詞が心地よい。
さあ頑張ろうでもなく、かといって落ち込んでいるわけでもない、
少し低めの温度のときにマッチしそうな曲。
温かい雨が 突然降り出し
夏の銀河系の 音を奪った
という表現が好き。
二人の関係と、今降っている雨を夕立と例えるのが素敵だ。
2、Neon/nica
nicaは
東京を拠点に”Urban Jazzy Pop”を標榜し活動する男女デュオバンド。
行き場のない都会の女性像を描いた歌詞の世界観や、jazzを基調とするグルーヴでポップスを解釈 したそのコントラストは現代の都会に住む男女の歓びや苦悩を描く。東京藝術大学、武蔵野音楽大学、音楽学校メーザーハウス出身 で、jazzやクラシックに精通し、各方面でミュージシャンとしても活躍する。
さすが音楽を専攻されている方々だけあり、各楽器の入り方が本当に素晴らしい一曲。
特に歌部分のサックスや、ピアノが、聴きごたえがあり、他とは一味違う曲に仕上げているのでぜひ注目してほしい。
3、金木犀の夜/きのこ帝国
アルバム『タイム・ラプス』の7曲目。友達の恋の話を聞いてるみたいな一曲。
冒頭のギターが特徴的で、物語のオープニングのようで胸が高まる。
ただ、わたしが思う金木犀のイメージとは少し違うと思っていたら、佐藤千亜妃さんが曲の解説の中で
景自体はフィクションというか。でもいまだに金木犀、どんな匂いなのかも、どんな花なのかも知らないんですよね。たぶん岩手、金木犀、なかったんです。だからなじみがなくて。うちのまわりにはなかった、見たこともない。だから誰かに教えてほしい、「これが金木犀の匂いだよ」って(笑)。
と言っていて、なるほどと思った。
4、15 Years old Forever/西中島きなこ
宅録アーティスト西中島きなこさん。
エレクトロニックなイントロが印象的な曲。浮遊感が心地よい。
思春期に迎えた冷夏にやりきれない気持ちを抱えている、みたいな印象の曲。
ボーカルや歌詞情報が出てこなかったのですが、誰が歌っているのでしょうか。
愛知県岡崎市の非公式キャラクター・オカザえもんとコラボしていたり、
大阪府を中心に展開するスーパーマーケット・スーパー玉出のテーマソングを手がけていたり、ユニークな活動を続けている西中島きなこさんに今後も注目していきたい。
以上、2018年9月よかった曲でした。