2018年5月よかった曲
1、22/LUCKY TAPES
LUCKY TAPES待望の新曲
キラキラ輝く夜の世界に繰り出す、みたいな心踊るような一曲。
LUCKY TAPESはドラマティックな夜を表現するのが上手だと思う。
EP『22』の5曲目“ENCORE(Voice Space)”から全体をリピート再生みたいにして続けて聴くと、イントロっぽく繋がっていて素敵。こういう遊び心が小粋だ。
2、Sun is coming up/Shiggy Jr.
『KICK UP!!』の2曲目。
Shiggy Jr.は“Saturday Night to Sunday Morning”が大好きでよく聴いていて、
その可愛らしい印象が強かったからこの“Sun is coming up”は、打って変わって大人な感じで驚いた。
R&Bっぽいサウンドと切ない歌詞がShiggy Jr.としては新鮮。
ボーカルの池田智子氏がとても声が綺麗で、エフェクトを強くかけたこういう曲調もはまっていて聴きごごちが良い。
3、夏の天才/SPANK HAPPY
SPANK HAPPYは、ジャズミュージシャンとしてお馴染みの菊地成孔氏のユニット。
ボーカリストの小田朋美氏はceroサポートをされていたのだとか。
なるほど素晴らしいはず。
まず“夏の天才”というタイトルが最高。
無駄のない音使いと、ギミックの効いた歌詞がウィットに富んでいて、都会的な印象。
平成最後の夏は、この曲と一緒に夏の天才になりたい。
- アーティスト: SPANK HAPPY
- 出版社/メーカー: Sony Music Artists Inc.
- 発売日: 2018/05/30
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4、SOFTLY/TENDRE
『SOFTLY / RIDE』の3曲目。
浮遊感のある優しい音使いと、ボーカルの声が夏の夜風のようで心地良い。
ふっと力が抜けるような歌詞も優しくて良い。
2曲目にはtofubeats氏も参加している。
- アーティスト: TENDRE
- 出版社/メーカー: Rallye Label / SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2018/05/23
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5、薄闇の花/cero
ceroの3年ぶりにリリースされたアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』の4曲目。
タイトル通り、薄暗い中で妖しくも美しい花に惹かれ、禁忌の恋に落ちるみたいなイメージ。
歌詞が少ないのでいくらでもイメージを広げることができ、歌詞を音として楽しむこともできる。
仄暗い中の軽快なリズムが心地よい。
アルバム全体としては、変拍子や個性的な音使いがたくさん使われている。
また、古代神話の妖しい世界や、未開のアマゾンに迷い込んだような仄暗い世界観が広がるよう。
少しとっつきにくいような一見さんお断りな雰囲気を感じるが、こういう入り組んだ世界はceroならでは。
以上、2018年5月よかった曲でした。