2017年よかった曲10選
今年もたくさん素敵な音楽に出会った。
2017年が終わるのでその中でも特によかった曲をまとめた。
1. 君のせい Swimming ver./SHE IS SUMMER
SHE IS SUMMERの『Swimming in the Love』の5曲目に収録されている。
このE.Pは全曲すごく良くて、夏のあいだ通しでずっと聴いていた。
中でもこの『君のせい Swimming ver.』は心地良い音がたくさん使われていて、聴いていて気持ちがいい。シンプルな歌詞と“全部君のせい”というフレーズがクセになる。
後から知ったのですが、LUCK TAPEの高橋海さんの作詞曲、編曲なんですね。
2.summertime/cinnamons×evenig cinema
“君の虜になってしまえばきっと”という印象的なフレーズで始まる一曲。
夏の恋の気持ちを鮮やかに歌った歌詞がすごくかわいい。メロディーもスッとはいってきて聴きやすい。男女のツインボーカルで。男女それぞれの気持ちのようで甘酸っぱさが倍増する。
PVもレトロな感じのイラストがかわいい。
cinnamons×evening cinema - summertime (MV)
3.a.m.e(ニンドリremix)/cinnamons
またcinnamons。こちらも出だしの“ぽつり ぽつり雨が降るよ”という歌詞が印象的。
a.m.eのremixで、ノーマルもこちらも素敵なんだけどこちらのアレンジの方が、ボーカルの可愛い声に合っていて好き。
メロディラインなのか、どこか和を感じる曲で、しとしと雨が降る京都の街並みをイメージする。
4.夢中にならないで/Easycome
暖かみを感じるボーカルが心地よい。ギターも心地よい。
一瞬の複雑な感情を素敵に歌い上げている。Aメロ→間奏→Aメロの構成の曲が好き。
タイトルの『夢中にならないで』っていうのもドラマチックでいい。
5.Gravity/LUCKY TAPES
LUCKY TAPESの音は本当に心地良い。この曲は特にギターと、ブラス隊がおしゃれな音を奏でている。“Vertual Gravity”っておもしろい言葉だ。
LUCKY TAPESは、先日二子玉川でのフリーライブがすごく良かったので、今後LUCKY TAPESにどんどんお金をおとしたいと思っている。
6.地獄タクシー/吉澤嘉代子
すごくいいですよね、この曲。一曲を通してストーリーになっていてとても面白い。
歌詞が文学小説のような完成度で、しかもしっかり韻を踏んでいる。
音もビックバンドのような構成で、ミュージカルのように頭の中で場面がくるくる展開されるよう。最後の6拍子(3拍子?)も、“恐ろしい未解決事件が明るみになる様子”みたいなのをうまく表現している。
こちらが収録されている『屋根裏獣』は、一枚を通して物語調になっていて通しで聴いてオモシロイ作品。吉澤嘉代子氏は本当にすごい。
7.ヒプノシスマイク/Division All Stars
声優さんもラップをやる時代になったんだ…。
元気な気持ちになるので、毎朝出勤時に聴いている。 本当はそれぞれのディビジョンの曲についても書きたかったけど、今回は代表してこちらを記載。
MVもかっこいい。\煌めく夜空とシャンパンタワー/
ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Music Video
8.可愛い転校生に告白されて付き合おうと思ったら彼女はなんと狐娘だったので人間のぼくが幸せについて本気出して考えてみた feat.常盤ゆう/挫・人間
この長いタイトルから、ふざけた曲かと思えば案外可愛くて切ない曲。
挫・人間の原曲は、コメディテイストに聴こえるのに対し、常盤ゆうさんの優しいボーカルはまた一味違ったドラマになる。
9.嘘をつく唇/東京スカパラダイスオーケストラ
ボーカルは、片平里菜氏。片平里菜氏というと、恋愛の曲のイメージが強く、この曲はその片平里菜氏の恋愛依存っぽさが良く作用している。ブラスと、ボーカルのユニゾンがかっこいい。
10.流動体について/小沢健二
歌詞も、曲も熟成された芸術って感じがする。
歌詞が最近の曲にはない文学的要素、哲学的要素を持っていてよい。
この歌詞を、若い頃の小沢健二の声で聴きたいなあ、なんて思うけれど、この詞は今の小沢健二だからこそ書けるのでしょう。
小沢健二にとっての“良いこと”って何なんでしょう。
11.お持ち帰りにどんだけ時間かかってんだよ/ティンカーベル初野
CDが発売する聞き予約をして購入した。
聴いていると、小さな悩みとかどうでもよくなる。
歌詞はアレだけど、曲はかなりいいと思う。90年代っぽい音がよい。
iTunes等で音源は発売されていないので、『システムがわからないジジィとババァ』のMVを貼る。
ティンカーベル初野『システムがわからないジジィとババァ』(Promotion Edit)
来年もたくさん良い曲に出会えますように!