初心者におすすめしたいスタンダードジャズ5選
たまにはいつもと違うことを書いてみよう。
ジャズってなんかかっこいいけど、何から手をつけたらいいのかわからない!
という方のために独断と偏見で
「ジャズ初心者におすすめしたいスタンダードジャズ5選」を選んでみました。
メロディラインがつかみやすくて、馴染みやすい、
あとは純粋に聴いていて楽しいかどうかものでチョイスしてみた。
記載は、
原題/邦題
曲の解釈は千差万別あると思うので、ひとつの意見として流してください。
1、Autumn Leaves/枯葉
定番中の定番。まずはこれ。
ジャズを演奏する方はだいたいこの曲から入るってくらい基本の曲。
基本だからと言って舐めてはいけない。
これはとても奥が深い曲なのだ。
メロディ自体は暗めの曲だけど、演奏によって明るくなったり感傷的になったりいろいろな表情を持てる素晴らしい曲。
Bill Evans Trioの演奏が一番有名かな。
Bill Evans Trio - Autumn Leaves
個人的に、Don Friedman TrioのAutumn Leavesが好き。
動画は見つからなかった。
2、Take the A train/A列車で行こう
メインテーマはさることながら冒頭の
ピ~ラララ~ピ~ララパッパ!
ピ~ラララ~ピ~ララパッパ!
(文字で表すと意味分からない感じになるけど…)
がユニークで印象的。
吹奏楽の定番曲だったり、けっこうテレビでもたまに使われていたりするので
聴いたことがある方も多いのでは。
これはひたすらに明るいイメージ!
原信夫とシャープス&フラッツの演奏
品が良い。構成がわかりやすいのでおすすめ。
ちなみに
曲のタイトルにある「A列車」とは、ニューヨークの、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄A線(別名「8番街急行」)の名称である。
だそう。
3、My Favorite Things/私のお気に入り
ミュージカルのサウンドオブミュージックの中の1曲で
「そうだ京都へ行こう」でおなじみの曲。
この曲の奥深いところは、アメリカの曲なのに
京都の紅葉の風景にマッチするところだと私は思う。
和洋折衷!
坂道のアポロンのサントラ音源!
ボーカルかわいい♡
Sakamichi no Apollon OST - My Favorite Things
ちなみに、
「嫌なこともあるけど、私にはお気に入りがたくさんあるから平気よ」っていう歌詞。
心の中には自分だけの宝物があって、嫌なことがあったときはそれに支えてもらう。
この感覚ってすごく女性的なんだそう。
おいしいものを食べて元気を出すとか、
かわいい雑貨で笑顔になるなんていうのはもしかしたら女性だけなのかもしれない。
歌詞がないとこんな感じ。
Dave Brubeck - My Favorite Things
4、Take Five/テイク・ファイブ
ちょっと玄人向けかなとも思ったけど、すっごくかっこいい曲なので入れてみた。
かっこいい。ただただかっこいい。それに尽きる。
クールだよねダンディーだよねハンサムだよね!!!!!
ちなみにタイトルは、
・5拍子
・5分休憩
のダブルミーニングなんだとか。
珍しい5拍子なので馴染みがないかもしれないけど、
難しいことは置いておいてまずは聴けばいいと思う!
はああ、最高♡
JUJUさんが歌ったやつ。
艶っぽい。かっこいい。
JUJUはもっとジャズ歌ってほしいなー
5、Moanin'/モーニン
最後は、『坂道のアポロン』でお馴染みのモーニン。
きめのテーマが印象的且つかっこいい。
Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin'
ちなみにずっとクラシックピアノをやっていた私が、
ジャズピアノが弾きたい!と思ったきっかけの曲がこれ。
あまりに難しいかったので、大人しくAutumn Leavesから入門した。
以上、私が独断と偏見で選んだ
初心者におすすめしたいスタンダードジャズ5選でした。
ジャズを聴くきっかけになったら嬉しいです!